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2024.1.30

能登半島地震被害の支援活動第3弾3日目

2024年1月30日第3弾3日目

AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被害の支援活動第3弾3日目のご報告です。投稿が一日遅れました。

今回の活動が大変なのは、ひとえに移動に時間がかかること。運転する人はもちろん、助手席も悪路をチェックしながらなので、気が抜けません。(私は後部座席で寝ていますが。。。)

第4弾、第5弾ではもう少し宿泊先を北上させて、炊き出し以外の負荷を減らしたいのが本音です。

しかし、東京~石川間の長距離ドライブに関しては、知人のかたより、金沢駅近辺で車を置かせていただくのにご協力いただける企業様をご紹介いただいたので、第3弾の帰京は金沢より電車で帰路につけそうです。

こうして活動を知った新たな方々からもご支援をいただき、活動を継続していくことができます。

さて、今日のメニューは『しょうが焼き』です。お弁当箱に副菜2ヶ所、普通なら提供に間に合わないので、ひとつは卵焼きなど出来合いを使ったりもするんですが、今回ばかりは、強大なる助っ人シェフ2名の

お陰で、全て手作り、ポテトラサダとこんにゃくのピリ辛煮を作っていただきました。カレーの残りのじゃがいもが量が少なかったのを地元からご寄贈のサツマイモを足して甘めのポテトサラダに、地元のお醤油でこくと塩味をプラスしたり、とシェフならではの工夫が凝らされたポテトサラダが完成。

『過去イチのおべんとうでした』『こんにゃくが美味しかった』『ポテトサラダが絶品』と嬉しい感想が続々届きました。

チームとしては『次回からハードル上がる~』と少々不安も残りますが頑張ります。。。

給食メニュー; けんちんうどん、

昼食メニュー: 炊き込みごはん、けんちん汁

70食+25食=95食

夕食メニュー;しょうが焼き、ポテトラサダ、ピリ辛こんにゃく、大根とワカメのお味噌汁

・避難所Ax100食

・避難所Bx35食

合計135食

協力、認定NPO法人AARジャパン

January 30th 2024

The third phase of the Western Earthquake day 3

Today’s menu was “Ginger pork” There were two side dishes in the bento box, but normally we wouldn’t be able to serve them in time, so we sometimes use ready-made tamagoyaki or other dishes, but this time we decided to make two side dishes, which are made by two powerful assistant chefs. Thanks to your help, we made everything by hand, including potato-salad and spicy konnyaku stew. The chef used his unique ingenuity to replace the small amount of potatoes left in the curry by adding sweet potatoes donated by local residents to create a sweet potato salad, and using local soy sauce to add richness and saltiness. We received many happy comments such as “It was the best bento ever” “The konnyaku was delicious” and “The potato-salad was excellent”. As a team, we were a little worried that the hurdles will be higher next time, but we will do our best. . .

School lunch menu; Kenchin udon

Lunch menu: Takikomi rice, Kenchin soup 70 meals + 25 meals = 95 meals

Dinner menu: Ginger roast, potato rasada, spicy konnyaku, radish and wakame miso soup

・Evacuation center Ax100 meals

・Evacuation center Bx35 meals

Total 135 meals

Cooperation with certified NPO AAR Japan

2024.1.29

能登半島地震被害の支援活動第3弾2日目

2024年1月29日第3弾2日目

AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被害の支援活動第3弾2日目。

今日は小学校の子どもたちにも給食を出すべく、みんなで張り切って朝8時に宿泊先をでました。ところが、月曜日の朝をなめてはいけなかった、見事な渋滞。しかし、渋滞にもすっかり慣れてしまって『3時間で着けばお昼の準備も間に合うね』と、少し余裕を見せていたチーム。

それが往路が3時間以上になるかも、と少し焦りだしたところで我々が頼りにしたのは、避難所の管理で福井県よりいらしている応援の市の職員さん、Mさんです。

今回の支援で普段と違うことのひとつに、行政の職員さん方がいちNPOの支援活動に積極的に協働してくださる点があります。

本来、職員の方々は、被災地避難所にいる被災された方々への物資お渡し、行政機関の手続きの案内などのために、応援に来ています。

我々も職員さんは別の役割があることは認識しているので、避難されている方の人数の変化や、炊き出しの提供時間の相談程度で、決して炊き出しの人員として考えることはありません。

ところが、今回ばかりは勝手が異なり、第1弾から職員さん自らが『今、被災者の方の対応がなくて手が空いているので、なにかお手伝いしましょうか?』とお申し出をいただいたのです。

第1弾は提供数が400と数量が多かったこともあり、我々もお言葉に甘えて『避難されている方から切り作業に何人かお手伝いを、募っていただけると助かります』など少しずつお願いさせていだだいていたのが、『何でも言ってください』と非常に協力的なので、しまいには『人手はいくらいてもありがたいので、調理室の作業も手伝っていただけると嬉しいです』と、甘えて炊き出しのヘルプにも加わっていただいていました。

職員の方は、福井県のほかに、千葉の船橋市からもいらしてます。いずれの方々も我々のお願いを快く受けてくださるのでふ。

避難所の担当職員さんは一週間程度で現場交代となり、引き継ぎをして代わられます。推察ですが、引き継ぎの時にきっと『ピースプロジェクトさんの活動に声掛けすること』が入ってるのでは?というぐらい、東京にいる期間でも担当者が毎日電話で避難所の様子を教えてくれたり、何かあればすぐに知らせてくれて、まさに官民一体、避難されている方、在宅避難の方々のためにお互いがやれることを惜しまず協力する、とても気持ちのいい協働をさせていだだいています。

さて、話を戻して、今回も初日に職員さんの交代があり、初めて避難所にいらしたというMさん、例に漏れず始めから非常に協力的で、ついつい我々も頼りにしてしまって、渋滞の中、電話をいれ、『到着が遅れるので給食は12:30の提供で出しますが、できたらお米の洗米と浸水、できたらサツマイモをさいの目カットもお願いします』と全部の下準備をお願いしてしまいました。ほどなく我々も到着することができ、Mさんの下拵えのお陰で、12:30過ぎには完成し、給食と避難所の昼食を出すことができました。

子どもたちが写った写真は投稿できませんが、皆、笑顔で温かい給食を食べてくれ、下校時に会った子たちからも『美味しかった』と感想ももらえて、明日のパワーを蓄えました!

避難所の方からもお昼の配膳時に『昨日のカツ丼、美味しかったー』『カツ丼3カ月ぶりに食べて嬉しかった』とおっしゃっていただき、『リクエストに応えて夜はカレーですよ!』と伝えると『楽しみ!』と喜んでくださって、たかが食事、されど必要な食事、を提供する責務を担えていることに感謝です。

我々の活動を応援しよう、と形を変えてサポートしてくださる方々の支援したい、という思いも美味しい食事のとても大事なエキスになっています。

今日は第1弾でも駆けつけてくれた宇良健吾さんが小松からまたきてくださり、チーム鰓呼吸のお二人と共に主戦力となって、夕食のカレーを作ってくださいました。

前回との食べ比べがどうだったか、明日また感想を伺うのをとても楽しみにして2日目の活動は終了です。

昼食・給食メニュー;

お芋ごはん、かきたま汁

70食+25食=95食

夕食メニュー;野菜たっぷりポークカレー

・避難所Ax110食

・避難所Bx35食

合計145食

協力、認定NPO法人AARジャパン

January 29th 2024

The third phase of the Western Earthquake Support day 2.

When serving lunch, people at the evacuation center said, “Yesterday’s katsudon was delicious!” “I was happy to eat katsudon for the first time in 3 months” and “In response to your request, we’ll have curry for dinner!” we said, “I’m looking forward to it!” ” and I am grateful that I am able to take on the responsibility of providing them with just a meal, but a necessary meal. The desire to support our activities and the desire to support those who support us in other ways is also a very important essence of delicious food. Today, Mr. Kengo Ura, who was there in the first round, came back from Komatsu and was the main force along with the two members of Team Gill Breathing, making the curry for dinner. The second day’s activities have come to a close, and I’m really looking forward to hearing their impressions tomorrow and how it was compared to last time.

Lunch/school lunch menu; Sweet potato rice, kakitama soup 70 meals + 25 meals = 95 meals

Dinner menu: Pork curry with lots of vegetables

・Evacuation center Ax110 meals

・Evacuation center Bx35 meals

Total 145 meals

2024.1.28

能登半島地震被害の支援活動第3弾

2024年1月28日第3弾初日

AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被害の支援活動第3弾レポートです。今回は1/28~1/31の期間です。

昨夜、西東京市主催の社会人講座を終え、東京を出て、朝4時に買い出し拠点の羽咋市に到着。駐車場で仮眠からスタートしました。

買い出し拠点にいった理由はひとつ。第2弾終了後にチームで『お肉が食べたい』のリクエストにどう対応しようか、食べ応えのあるメニューがいいのかもしれない、と思い付いたのが【カツ丼】。

避難所はご高齢の方が多いので、揚げ物はいかがなものか、でもカツ煮にすれば食べやすいし、『地震なんかに負けてたまるか!』への『勝つ』丼だね、と決まりました。

ただ、炊き出しでトンカツをあげるのは油の処理も含めてなかなか難しい。買い出しのスーパーでお願いしてみよう、ということでオーダーしておきました。その代わり、お味噌汁と少し副菜で野菜を入れて、そこに力を注ぐことにしました。

第2弾終了後にも避難所とは毎日連絡を取り合って現地の様子を情報交換していました。『そろそろお弁当は届きましたか?』

と聞くと、『いえ、いまだにひとつも届きません』『朝は支援物資の中から、おひるはアルファ米をお配りしたりして対応しています』と。続けて『ピースさん、お昼は提供できますか?』と。

そんな状況を伺って我々はノーは言いません。ただ、初日は食材調達があるので、時間の制約で難しいかも、とお伝えしました。

結果、到着時間は12時に間に合ったのですが毎日12時にそこにあるものでカップ麺などお昼を食べる習慣に慣れている避難所の方々はお腹がすいて食べてしまったとのこと。

代わりに、3時のおやつとして支援品で届けられた【飲むあんこ】を各お教室にお邪魔して、我々が帰ってきたご報告とお昼に間に合わなかったお詫び、夜はカツ丼、をお伝えしながらお渡ししました。

今回の支援には、鰓呼吸という有名な居酒屋さんや東京で有名な香月ラーメン店の経営をされているグループから強力な助っ人2人が同行してくれています!仕上がったカツ丼の美味しそうなこと!

また、第1弾のあと物資支援をしてくださった方のご紹介で、被災地の犬猫の保護活動をされている『しっぽ村』の3人も炊き出しに加わってくださり、作業はいつになく順調、好調でした!明日からは別の保護団体さんと合流して、活動されるとのこと、被災地の動物たちもどうか穏やかな日々が少しでも取り戻せますように、と願っています。

避難所の小学校の校長先生が偶然日曜日に来校されていたので、HPで学校再開のニュースをみたことや、子どもたちの給食についてお話を伺うと、『アルファ米が給食代わりに配られている』、とのお話で、生徒さん合わせて25名程度、とおっしゃるので、炊き出し予定、お昼は簡単にさつまいもご飯と汁物だけでですが出しましょうか?と問いかけると、『子どもたちも温かい食事は元気が出ます』と喜んでくださいました。

『ピースさんの支援は本当にみんなが楽しみにしていて、何より気持ちが伝わってくるので本当に私たちが元気になります』と私たちチームも『戻りました!』と皆さんにご挨拶していましたが、に対して、とても嬉しいお言葉でした。

今回の支援活動は第5弾まですでにきまっており、長期戦なので講座でもお話しした『自分達にやれること』しかしていないのですがきちんと届ける支援活動を今回も頑張って行います。

夕食時にはいつも多大なご支援をいただいている#株式会社守半海苔店 様よりいただいたお茶うけにぴったりな海苔おこしの支援品をお一人ずつ、お渡ししました。

明日からは給食25人分も加えたお昼ごはんからの提供です。

おやつ:のむあんこx100

夕食メニュー;カツ丼、キャベツと白菜のおかか和え、お麩とネギのお味噌汁

・避難所Ax107食

・避難所Bx35食

合計142食

Jan 28th 2024

Third phase of the Western Earthquake Support. There were many elderly people in the evacuation center, so we were wondering if fried food would be good, but it’s easier to eat if it’s boiled in cutlets. It was decided that this would be the bowl that would “win”. We visited each classroom with [drinking red bean paste] delivered as a 3 o’clock snack, and reported that we had returned, apologized for not being able to make it in time for lunch, and told them that we would have katsudon (katsudon) in the evening.

The principal of the elementary school in the evacuation center happened to be visiting the school on Sunday, so we asked him about seeing the news about school reopening on the website and about school lunches for the children, and he replied, “Alpha rice is being distributed as a substitute for school lunches” ‘

Starting tomorrow, we will be providing lunch for 25 more people.

Snack: Nomuanko x100

Dinner menu: Katsudon, cabbage and Chinese cabbage with rice, miso soup with wheat gluten and green onions

・Evacuation center Ax107 meals

・Evacuation center Bx35 meals

Total 142 meals

2024.1.20

能登半島地震被害の支援活動第二弾最終日

2024年1月20日 土曜日

AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被害の支援活動第二弾最終日レポートです。

今回の支援期間は少し短いですが、第2弾支援最終日となりました。

避難されている方々からも声をかけていただけるようになってくると、立ち話で少しお話しするようにしています。

『毎日夕方ご飯を食べるのが今、唯一の楽しみ』といった嬉しい声も聞かれ私たちも気合いが入ります。

『なにか食べたいメニューはありますか?』と伺ったとき『酢の物』『野菜のおかず』という答えが返ってきました。

野菜はどうにかなるにしても、酢の物か~。うーん。炊き出し現場ではナマモノ(生野菜含めて)は出さない、出せない原則があります。

でも、何とかしたい!乾物ワカメ湯通しでどうにか対応できるんじゃないか、とひねり出したカニカマと混ぜたお酢の物。扱いやすい青菜は定番惣菜ごま和え、白菜の浅漬けは買い出し品でおかずつきの牛丼になりました。

避難者の人数が減ったこともあり、副菜はスタッフひとりでやれるので、牛丼の準備と平行での手順を考えていたところに、援軍到来!

株式会社シューマートより車一杯の支援物資を自ら運んできてくださった社長の霜田様と部下の方2名がそのまま炊き出しのお手伝いもしてくださるとのこと。

避難所に応援できている他府県市職員の方も『今、ヨガ教室開催で被災者のかた対応がないのでなんでもやりますよ』と来てくださって、やったー、じゃ、玉ねぎ剥いてね、調理用の水を給水器からペットボトルにいれてね、次はひたすら切ってね、えのきもあるよ、あー、お肉切らなきゃ、という感じで作業はポンポン進みます。

途中からお借りして投入した『まかないくん』は食材を切ってしまえば強力な火力で一気に炊き上げてくれる調理釜なので完成の時間も見えてきて、第2弾最終日だし、配膳時に各教室に持っていきやすいようにおかずもきれいに詰めようよ、ともうひと手間頑張りました。私たちではなく、お手伝いの皆さんが。このような現場でのお手伝いは見込まずに計画はしますが、毎支援必ずご助力が得られての活動になるのは有り難く、感謝の気持ちでいっぱいになります。

配膳時、プラスのおかずがあることを皆さんとても喜んでくださっているのが伝わりました。

初期活動400人のときはとにかく食べていただく、ことを優先としました。

ここ数年の水害被害では被災範囲が限定的なこともあり、2日ほどで行政支援のお弁当なども届いていましたのでその食事を補うメニューなどの工夫もやれましたが、

今回の広範囲の被災地に多数ある各避難所は避難されているかたの非常食、菓子パンすら3食全員分がなかなか届いていませんし、栄養補助食品、レトルト米、毎日食べたいものではないですよね。

ご高齢の方が多くを占める避難所で私たちに出来る範囲ですが、栄養バランス、塩分など食の質に配慮した炊き出しが出来たことは、今後の活動への1つの学びにもなり、第2弾最終日を終えました。

第3弾支援は1/27~1/31の5日間を予定しています。

ここまでの活動にたくさんのご寄付、物資支援、励ましのメッセージなど、応援してくださっている皆様にも心より感謝申し上げます。

夕食メニュー;牛丼 白菜の浅漬け添え、小松菜とほうれん草のごま和え、ワカメの酢の物、マカロニサラダ、

・避難所Ax100食

・避難所Bx35食

合計135食

協力、認定NPO法人AARジャパン

January 20th Sat 2024 The third day of the Western Earthquake Support phase 2

This is a final report on the final day of the Western Earthquake Support phase 2 which we started in collaboration with AAR Japan. This support period was a little short, but it was the final day of the second round of support. When we start hearing from evacuees, we tried to stand and talk a little. We’re also encouraged by hearing happy people say, “Eating dinner every day is the only thing I look forward to right now.” We asked “Is there anything on the menu you would like to eat?” “Vinegar food” and “Vegetable side dishes” were the answers we received. However, since there is a general rule that raw food (including raw vegetables) cannot be served at soup kitchens we had some discussions. We came up with the idea that something could be done by blanching dried wakame (seaweed) so we made a vinegared dish mixed with crab sticks.

Although this is something we can do in an evacuation center where many elderly people live, the fact that we were able to provide a soup kitchen that takes into account the quality of the food, including nutritional balance and salt content, is a learning experience for future activities. We would like to express our sincere gratitude to everyone who has supported our activities so far, including donations, material support, and messages of encouragement.

Dinner menu: Beef bowl with lightly pickled Chinese cabbage, komatsuna and spinach with sesame dressing, vinegared seaweed, macaroni salad

・Evacuation center Ax100 meals

・Evacuation center Bx35 meals

Total 135 meals

Cooperation with certified NPO AAR Japan.

2024.1.19

能登半島地震被害の支援活動第二弾3日目

2024年1月19日 金曜日

AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被害の支援活動第二弾3日目も無事に終了しました。

今朝は朝イチ買い出しスタート。

買い出しについて少し書きます。

第2弾に入ってから道路の亀裂や段差が急ピッチで修復され状態がかなり良くなってます。その影響もあってか宿泊先近くのスーパーの品揃えも充実してきました。

昨夜、3時間半運転して宿に戻ってからメニュー変更のミーティングをしました。本当は第一弾で好評だったカレーをもう一度やる予定で買い出しも終えていましたが、避難されてるかたとの会話で『今日のお昼にレトルトカレー配られて食べたんです』とのお話があったのです。買い出してある具材の豚肉と持ち込み支援品の野菜で白菜、椎茸がダメになりそうなのでシーフードミックスを加えて八宝菜にしよう、と決定。

どうせなら最終日分まで買い出ししてしまおう、一番入手困難なたんぱく質源をどうするか、近くのスーパーに牛肉がかなりあったから牛丼がやれそうだ、ボリュームアップする具材もリストアップしてミーティングを終了。ここまでやっておくとスーパーでは店頭の在庫との数調整だけですみ、品数が多いので会計に時間がかかっても1時間半、と言う時間の目安がつけられる算段です。何せ移動時間が読めないのでやれるところで時短は必須なのです。

買い出し後、4人分の戦力だった青勝さん、ゆうきくんは東京へ戻りました。

残ったピースメンバー加藤青山矢沢トリオ、あと二回の炊き出しガンバロー!の気概はいつもの渋滞ポイントよりかなり手前から混んでることが判明して消沈。ところが、ドライバー加藤が1本抜け道をトライしてみたところ、これが大成功!で3時間で珠洲市に到着。時間に余裕が出来たので、支援物資受け入れの体育館へご挨拶に伺いました。物資は集まりつつも本当に必要なものは少ないようです。赤ちゃんのオムツ、おしりふきシートは過剰在庫。女性用の生理用品が圧倒的に足りないとのことでした。

さらに、第一弾初日、目指していた避難所への道が開通したとのことから、そこも訪れよう、となり、半島南側から北側へ。

南北のメインの道路はトンネルが崩落、地元のかたしか知らないような道も含めて7本ほどの道が全て通行止めで諦めざるを得なかったエリアです。

距離にして15キロあまりの農道はどうにか車が通れるだけにした山道。その山越えで私たちが目にしたのは、震度7の震源地地区の凄まじい光景でした。

のどかな風景であったであろう三方に見える小高い丘は全て崖崩れで山肌しか見えず、崩れた木々に押し潰されたり地震で倒壊した家屋。

嫌な言い方ですが、そのような家屋を見慣れてきていた私たちすら、改めて衝撃を受けました。

目的地避難所は150名弱の避難者がいます。幸い食事の支援は届いているとのことで、支援品のブルーシートをお渡しして炊き出し拠点に戻りました。

まだなにも変わってない現実。

家を失ったり、在宅避難ができても水はなかなか通らず、復興という言葉が空回りに思えてしまう不安。

私たちは温かい食事で本当に少しでも被災された方々に寄り添える支援を、との思いで毎日炊き出しをしています。決まった時間にごはんが食べられることが楽しみ、と声掛けもいただきます。その少しの楽しみを少しずつ少しずつ積み上げて『希望』へとつながるお手伝いになりますように、とさらに思いを強くした日でした。

夕食メニュー;八宝菜ごはん

・避難所Ax100食

・避難所Bx35食

合計135食

協力、認定NPO法人AARジャパン

Jan 19th 2024

The third day of the Western Earthquake Support phase 2, has ended successfully. This morning we started shopping. Since entering the second phase, cracks and bumps in the road have been repaired at a rapid pace, and the condition has improved considerably. Perhaps as a result of this, the supermarkets near our accommodations have expanded their selection. Last night, after driving for three and a half hours and returning to the hotel, we had a meeting to change the menu. Actually, we had already finished shopping because we were planning to make the curry that was popular in the first batch again, but in a conversation with a person who was evacuated, I heard someone say, “I was given a retort curry for lunch today, and I ate it” The Chinese cabbage and shiitake mushrooms looked like they would be spoiled with the pork ingredients we had bought and the vegetables, so we decided to add a seafood mix to make Happo-choy.

What to do with the protein source that was the most difficult to obtain. Since there was a lot of beef at the nearby supermarket, it looks like we can make gyudon. Our spirit were lost when it turned out that it was already crowded well before the usual traffic jam point. However, driver Kato tried one loophole and it was a huge success! Arrived at Suzu City in 3 hours. Since I had some free time, we went to the gymnasium where relief supplies were being stored. Although supplies have been gathered, there seems to be little that is truly needed. Baby diapers and wipes are in excess stock. There was an overwhelming shortage of sanitary products for women. Furthermore, on the first day of the first wave, we heard that the road to the evacuation center we were aiming for had opened, so we decided to visit there as well, so we headed from the south side of the peninsula to the north side. The tunnel on the main north-south road has collapsed, and about seven roads, including one that only locals know about, are all closed and we had no choice but to give up.

The farm road, which is about 15 kilometers long, is a mountain road that has been made just for cars. What we saw after crossing the mountain was a terrifying sight of the epicenter of the earthquake, which had a magnitude of 7. The small hills visible on three sides, which would have been a tranquil landscape, have all collapsed and only the mountain surface can be seen, and houses have been crushed by fallen trees or destroyed by earthquakes. It may sound unpleasant to say, but even those of us who had become accustomed to seeing such houses were shocked once again. There are about 150 evacuees at the destination evacuation center. Fortunately, we were told that food assistance had arrived, so we handed over the blue sheets of relief supplies and returned to the soup kitchen base.

The reality is that nothing has changed yet. Even if you lose your home or are able to evacuate at home, there is no running water, and you are worried that the word “recovery” will seem like a waste of time. We run a soup kitchen every day with the hope of providing some support to those affected by the disaster by providing hot meals. We also receive comments from customers saying that they are looking forward to being able to eat at a fixed time.