【報告写真③孤児院】
ピースプロジェクトによるウクライナにいる子どもへの支援の報告第3弾は写真でお伝えします。
3番目の支援先はジトミール孤児院。支援先の候補に上がったとき、キーウ市内ではなく郊外にあり連絡が取りにくいことなどもあり本当に届けられるか心配していた箇所です。
偶然にも、ヘンリックさんが孤児と思われる子供二人を警察官に頼まれてこの施設へ保護をお願いしていたので、『ヘンリックさんは施設の名前だけで場所もわかったそうですよ』とポーランドから報告がきたときは、その奇遇に、ピースのスタッフは驚き、と共に物資が届けられる安堵感、そしてロシアの爆撃によって家や保護者を失って為す術ない戦争孤児がウクライナの日常に存在することに胸が痛む複雑な思いでした。
また、当初から必要な物資リストに洗濯機と乾燥機があり、電力がないのであればもっと必要な発電機、ヒーターにする方がよいのでは?と日本側でエリザさんたちと考えていました。ところが孤児院側の現実は、日に日に増える孤児の洗濯を全て手で行っていて、外に干せば洗濯物は凍りつくし、で、乳幼児のお着替えもままならなかったそうで、ヘンリックさんがそのような状況を見てよく知っていたので、施設が本当に今、必要としているものをカトリック教会グダニスク共同体の宣教師の方々のご協力を得て物資購入して届ける、という有意義な活動に繋がりました。
写真内で子どもたちはウクライナの民族衣装を着てくれて正装することで、ポーランド・日本からの支援に感謝の気持ちを表してくれているそうです!
ピースプロジェクトは引き続きこのようなウクライナ現地での情報を基にして、支援を必要としている子ども施設へ援助を行っていきます。
ご寄付、シェア、拡散どんな形でも結構です。皆さまのご協力、ご支援をお願いします。