2024.3.5
能登半島地震被災地の支援活動第6弾最終日
2024年3月5日 火曜日
AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被害の支援活動第6陣最終日無事終了しました。
今日は第6陣の中では暖かい方なんですが、朝は水も冷たくお米をとぐ時など手がかじかんでしまいます。
本来3人では運営出来ないくらいのボリュームなんですが、いつもの『美女軍団』、そして福井県から派遣されたお2人、そしてなんと小学校の校長先生までお手伝いいただき、大活躍してくれたおかげで、遅れる事なく提供する事が出来ました
美女軍団の皆さん、福井県から派遣されたお2人、校長先生本当にありがとうございました。
本日のランチ(給食)は子どもたちからリクエストの多かった『唐揚げ弁当』にしました。
油の処理問題で、出来上がったものを購入して提供しましたが、久しぶりの唐揚げだったらしく、大人も子ども目を輝かせて喜んでくれました
やっぱり肉は鉄板メニューですねー
炊き出しの煮炊きは外テントで行っているんですが、いつも側で我々を見守ってくれて、鍋や炊飯器を洗う時にお湯を提供してくれてる“湯守”の方たちがいます。
地元で被災された方々がボランティアでやられているんですが、最近は避難している人も少なくなって湯守の役割も減ってきたそうです。
いわば、ピースプロジェクトの炊き出しの為に湯守やっているみたいなものらしく、今日「ピースさん、申し訳ないけど湯守の仕事は今月いっぱいで終わらせていただきます」と告げられました。
私たちの為に湯守をやってていただいていた事を知らなくて、「逆に申し訳ありませんでした」と伝えるのが精一杯の返事となってしまいました。
これはどこかでキチンとお礼をしなければなりません。
そして、第6陣最後の夕食メニューはこれまた人気の『しょうが焼き弁当』でした。
料理を作りながら後片付けをすると言う2倍以上の労力が必要なのですが、ここでも美女軍団とチーム福井のおかげて事なきを得ました。
次回の第7陣では卒業式を迎えます。
3人の卒業生が羽ばたいて行くそうです。
私たちにも何かお手伝いさせていただきたいと考えています。
第6陣の炊き出しにも『雨風太陽』様から大量の肉、野菜をご提供いただきました。
本日のメニューにもふんだんに使われています。
『雨風太陽』様にも改めてお礼申し上げます。
本日の、
昼食メニュー;『唐揚げ弁当(味噌汁付き)』
学校給食26食
・避難所Ax74食
合計100食
夕食メニュー、『しょうが焼き弁当(かぼちゃとコーンの豆乳スープ付き)』
避難所A 105食
避難所B 20食
合計125食提供しました。
※今日も在宅避難の方が大勢集まってくださいました。
協力、認定NPO法人AARジャパン







2024.3.4
能登半島地震被災地の支援活動第6弾3日目
3月4日 月曜日
AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被害の支援活動第6陣最3日目無事終了しました。
今日もゲストにパンクラス 元ウェルター級チャンピオン宇良健吾選手が小松市から駆けつけてくれました。
第6陣初日から参戦の生駒純司さん、昨日来てくれた鈴木千裕選手、そして宇良健吾選手格闘技のチャンピオン勢揃いじゃないですか
今日のランチ(給食)は昨日がひな祭りだったので『ちらし寿司と和風スープ』でした。
給食後に来てくれた子どもたち、避難所の人から「美味しかった」「季節感感じる」と大絶賛いただきました。
やっぱり皆さんと価値観を共有できるのは嬉しいし、ありがたいですね。
お手伝いに来てくれた宇良健吾選手も「こう言う炊き出しもあるんですねー」って喜んでくれました。
そして夕食は珠洲市の避難所でベスト3に入る人気メニューの『野菜たっぷりカレーライス』でした。
今回も地元の方々からいただいた野菜を“これでもか”と言うくらいに入れ込んだカレーライスなんですが、実は食材協賛していただいている『雨風太陽』さんから提供していただいた野菜と豚肉のレベルがこれまた凄くて、作ってるスタッフがカレールーを入れる前の出汁段階から「これヤバくない?」と言うほど自然の旨みと甘味が溢れ出る状態でした。
これでカレーライス作ったら『美味くないわけない”くらいの状態まで作り上げる事出来ました。
このカレーライス、皆さんにも召し上がっていただきたい
昼食メニュー;『ちらし寿司』
学校給食26食
・避難所Ax52食
合計78食
夕食メニュー、『野菜たっぷりカレーライス』
避難所A 125食
避難所B 30食
合計155食提供しました。
※在宅避難の方が大勢集まってくれてます。
協力、認定NPO法人AARジャパン







2024.3.3
能登半島地震被災地の支援活動第6弾2日目
2024年3月3日 (日)
AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被災地の支援活動第6弾、2日目レポート。
昨晩から降り続いた雪がこんもりと積もった朝。初日に負けない寒さが体に凍みます。
そんな中今日は昨日からお手伝いいただいている元シュート世界チャンピオン生駒さんに続き、キックボクシングの初代KNOCK OUT BLACKスーパーライト級王者で先日のアゼルバイジャンでの開催の総合格闘技第5代RIZIN世界フェザー級チャンピオンとなった鈴木千裕選手が
応援に駆けつけてくれるということで、スペシャルゲスト続きにメンバーも少しソワソワ。
鈴木選手が到着し、記念撮影を待っていた被災者の方々の写真撮影やサインに応じたり、ミット打ち体験までしてくださるという大サービスでした。
ひと段落した時にちょうど昼食の「かきたまうどん」が出来上がったタイミングで、配膳も快くお手伝いしていただきました。
その後、珠洲市の被災地の状況を見に行った後、鈴木選手自ら開催の「能登半島復興支援チャリティーイベント」で集めてくださった募金をご寄付いただきました。
募金してくださった鈴木選手のファンの皆様、本当にありがとうございます。
感謝申し上げます。
そしてさらに夕食づくりのお手伝いもしてくださるということに!!!格闘技のジャンルは違えど、元世界チャンピオン、現チャンピオン、お二人が揃って
「ミートソース」と「青のりポテト」の下拵え、とはなんと貴重な場面に居合わせたことか、とありがたい状況を嚙み締めながらも、チャンピオンにじゃがいもの皮を剥かせてしまいました。。。
(きっとファンの方もこういうオフショットは嬉しいはず、と思いながら。。。)
伺うと鈴木選手は調理師免許もお持ちとのこと、道理で包丁さばきが板についていて、包丁を持った姿が様になるわけです!チームの方々も皆様一緒にお手伝いしてくださり、間に合わないかもと思われた副菜があっという間に完成。
昼食に続き、夕食提供の配膳もしていただきました。
中には鈴木選手が来ていることを聞いて飯田地区から訪れたファンの男の子たちもいて、「格闘家で一番好きで尊敬しているので、こんな風に会えるなんて。手が震えて食事ができない」と緊張していました。
別のファンの方ももらったサインを抱えて、「1月から被災していいこと何もなかったけど、今日は本当に嬉しい一日になった」と感激されていました。
鈴木千裕選手、そしてチームの皆様、本当にありがとうございました。
「有言実行」と鈴木選手が書かれたサイン色紙に書かれていた文字はひきつづき「自分たちにできること」をやっていくだけ。と支援活動をしていく私たちにも響きました。
昼食:かきたまうどん x 64食
夕食:ミートソーススパゲティ、お豆とクレソンのスープ
・避難所Ax125食
・避難所Bx20食
合計145食
協力、認定NPO法人AARジャパン







2024.3.2
能登半島地震被災地の支援活動第6弾1日目
2024年3月2日 (土)
AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被災地の支援活動第6弾、始まりました。
今回はレンタカー入れ替えのため、東京からの車移動があったので、先発チームと後発チームで日程を分けてスタートとなりました。
3/1の朝7:30に東京を出て、4日分の冷蔵品以外の買い出しをしながら、能登半島を目指すと次第に雪模様が激しくなって、宿泊先についたのが20時過ぎ。
当初の活動予定として、翌日の活動日初日のお昼ごはん提供を予定していなかったのですが、雪が降っていて私たちの体感でもこれまでで一番冷え込むお天気なこともあり、『温かい食事』を出そう、と「にゅう麺」の提供を決めました。
#雨風太陽様 よりご支援いただいた小松菜と鶏の胸肉に和風だしを利かせ、やさしいお味のあったかーいにゅう麺は予想通り避難所の方のみならず、給水にいらした在宅避難の方にも好評でした。
私たちも『今日から戻ってきました!』とご挨拶も兼ねながらの提供となり、『ピースさんの温かい食事が戻ってきた』『おかえりなさい』とこちらが恐縮してしまう嬉しいお言葉もかけていただき、4日分の活動の力をいただきながらのスタートとなりました。
アルコール除菌ボトルは横浜の富士見丘学園中学校・高等学校様よりいただいたもので、1ケース144本入り2ケースすべてのボトルに高2・高3の学生が一つずつメッセージを入れてくれたものでした。
未だ水道の復旧が見込めない珠洲市の避難所ではお手洗いや教室の入り口などにアルコール除菌が用意されていますが、ハンディタイプの除菌ボトルは自分専用に持ち運べて、教室の中で使いたいときに使えることが好評でした。
お芋ご飯は購入できたサツマイモが少し量が少なかったので、われらの料理長鰓呼吸チームの太郎さんが機転を利かせ、茹で小豆を加えた豪華なごはんとなりました。鶏団子スープは豆板醬で体が温まるように、そして炊き出しがいない間の被災された方々の野菜不足を少しでも補っていただけるようにお野菜をたくさん入れて温まるメニューをお出ししました。
昼食:あったかにゅう麺 x 53食
夕食:お芋ご飯、鶏団子スープ
・避難所Ax111食
・避難所Bx20食
合計131食
協力、認定NPO法人AARジャパン







2024.2.24
能登半島地震被災地の支援活動第5弾 最終日
2024年2月24日 (土)
AARジャパンと共同で開始した能登半島地震被災地の支援活動第5弾、最終日の活動、無事に終了いたしました。
お昼に投稿した通り、チーム全員が「プロパンガスなかったらどう炊き出しを進めるか」をドキドキしながら宿舎を少し早めに出発した朝でした。
残り一本のプロパンガスの残量が少ないので、昼食のご飯を炊くのを最優先にすることは全員一致。
毎日手伝ってくれる福井市の職員Fさんと公民館リーダーのGさんもお昼のお吸い物の具材準備に加わってくださり、チーム一丸となって昼食・夕食の同時準備に取り掛かりました。
幸い、30分でプロパンガスを1本届けてくださるところが見つかり、皆でホッとして、「じゃあ予定通りまず昼食提供頑張ろう!」と昼食の準備を優先させたものの、一度同時進行のスイッチが入ったこともあって、結果、炊き込みご飯を炊く間に夕食の食材もほぼカットし終わり、マーボー丼の素も仕上がる、という快挙でした。
今回の最悪の事態はお昼提供はできても、夕食準備の段階でガスが切れて、なおかつ、ガスが手に入らない、でしたが、前日夜に全員が「被災者の方に昼食と夕食を出す」という自分たちの活動目的を潰さずに話し合いました。
そこに、「昼食の提供をやめて夕食だけの提供にする」という選択肢もあることは頭にはありつつも、どうすれば2食出せるか、ということに的を絞って、知恵と経験値を出し合って「どうにかできそうだ」という共通のイメージをもって臨めたことが、「チーム・仲間」と協働する部分のいいところだな、と改めて実感しました。
そうして出来上がった昼食の提供時間の12時より少し前から昨日とは違って予想よりも取りに来られている人の人数が多いかも?と思った通り、予定数50食すべて提供となりました。
夕食準備のめどが立っていたので我々自身の昼食を買いに近い順にコンビニ、スーパーをめぐりました。
が、どこもお弁当・おにぎりの入荷がなく、4軒目でようやく昼食をゲットして近隣の在宅避難の方々がお昼ごはん一つ買いに行くのも大変なんだ、ということを私たち自身の身をもって痛感しました。
余裕ができた時間は、次回宿泊所についたときにすぐ使えるように灯油を購入するチーム、器資材などのチェック、持ち帰り品を整理するチームに分かれ、最終日の片づけも兼ねつつ、第6弾に向けての準備でやれることも済ませておくことにしました。
なかでも一番ありがたかったことは「断水と下水道が整っていないため、トイレは水が流せない」、という宿泊所の条件でしたが、避難所と同じく特別なシートを使ったビニールを使えば、トイレは使える、と聞いて、代表が、なんと自分が使わない女子トイレを含めてトイレを床から便器まできれいに掃除し、電気がつかないのでセンサー式のライトも設置してくれたことです。
宿泊先の隣の敷地に簡易トイレが設置されているのでそちらも利用できるのですが、夜暗くなって寒い中出るのは少々大変なこともあって、これは本当に助かりました。
長期の支援活動で次回の活動に誰が参加するかわからないことが多い中において、次のチームができるだけ滞りなく活動ができるような準備をやれるタイミングで早めに済ませておくことも炊き出し活動そのものをスムーズに行えることにつながるなー、と思いながら、トイレ掃除とは比べ物になりませんが、東京へ戻る車内の整理と持ち帰り品のチェック、資材在庫チェック、使用する調理室の床のお掃除、調味料在庫チェックとわかりやすく仕分ける作業等を終わらせました。
提供後の調理器具の片付けがあるので、盛付けを炊飯が終わる時間からスタートして、提供1730にはお渡しできるように、と考えていたのですが、すでにお待ちの方もいらっしゃって、行列ができる、といううれしい誤算がありました。
第5弾はレンタカーが車検のため、東京へ車を戻すので明日朝東京へ向けて出発します。
昼食:鯛めし炊き込みご飯、小松菜とワカメとお麩のお吸い物 x50食
夕食:麻婆丼、中華白菜コーンミルクスープ
・避難所Ax115食
・避難所Bx 20食
合計135食
協力、認定NPO法人AARジャパン
February 24th 2024
The fifth phase of the Western Earthquake support last day
Luckily, we found a place that would deliver a bottle of propane gas in 30 minutes, and we were all relieved. We decided to prioritize preparing for lunch, saying, “Then let’s do our best to serve lunch first as planned!” However, once the switch to simultaneous progress was turned on. As a result, while we were cooking the takikomi rice, we were able to finish cutting most of the ingredients for dinner, and the base for the mapo bowl was also finished. The worst thing that happened this time was that even though we were able to provide lunch, the gas ran out while we were preparing dinner, and we still couldn’t get gas. We held discussions without sacrificing the purpose of our activities, which is to “produce new products.” Although we had in mind the option of “stop providing lunch and only provide dinner,” we focused on how we could provide two meals, pooling our wisdom and experience. We once again realized that the good thing about collaborating with a team and friends is that we were able to approach the project with a common belief that we can do something.
The condition of the accommodation was that due to the water outage and the lack of sewage, the toilets cannot be flushed.However, we heard that the toilets could be used if you used a special plastic sheet like the one in the evacuation center. However, they cleaned the restrooms from floor to bowl, including the women’s restroom that I don’t use, and installed sensor lights since there was no electricity. There is a portable toilet installed on the property next to where we were staying, so we were able to use that, but it was a real relief as it was sometimes difficult to go out in the cold at night. During long-term support activities, it is often unclear who will participate in the next activity, so completing the preparations early so that the next team can carry out their activities as smoothly as possible will also make the soup kitchen operation smoother. We thought it would lead to something we could do.
Lunch: Sea bream rice, komatsuna, wakame, and gluten soup x50 meals
Dinner: Mapo bowl, Chinese cabbage corn milk soup
・Evacuation center Ax115 meals
・Shelter Bx 20 meals
Total 135 meals
Cooperation with certified NPO AAR Japan

