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2022.3.6

ピース食堂1周年

2022年3月5日、ピース食堂1周年記念開催無事に終わりました。今回で15回目となります。

メニューは『キャラクター弁当(白くまのキーマカレー、温泉卵、ウインナー、チーズポテト、白菜のコールスロー付き)』。

配布わずか20分で整理券が終わり、「えっ!?もう終わったんですか!?」と20人以上から言われてしまいました。ごめんなさい。キックボクシング体験には昨年大晦日のRIZINで大活躍したお2人、扇久保博正選手とYA-MAN選手が登場、多くの子どもたち相手に楽しくレッスンしてくれました。参加した子どもたちは「楽しかった‼️」「またやりたい‼️」と感想を聞かせてくれました。お2人とも本当にお疲れ様でした。参加してくれてありがとうございました。1周年記念で参加してくれたクワガタ忍者のマジックには子どもも大人もびっくり‼️しながら大盛り上がりでした。

また、これまで一緒になってピース食堂を支えてくれたボランティアの仲間にピースプロジェクトから感謝状を贈呈させていただきました。今日参加出来なかった方にも用意してあります。後日お渡しさせていただきます。そしていつも子どもたちの為に色々ご提供いただきありがとうございます。足立子ども食堂支援協議会様から各種野菜、イヨカンとイチゴを、みよちゃん様からお菓子を、早坂様からお菓子を、唐金様からバナナを今井様から苺とプリンをご提供いただきました。本当にありがとうございました。あまり盛り上がり過ぎてご近所様には少しうるさかったようで、おまわりさんが駆けつける一幕もありました。うるさくして大変申し訳ありませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。

実は1周年を迎えるにあたってピースプロジェクト内で「子ども食堂は本来社会にないことが理想だから『一周年』という言葉に違和感を覚える」という意見がありました。その通りだと思います。一般の方の中にもそう捉える方もいるかもしれないと、その意見を尊重し、チラシには1周年の文字を入れずに小学校・中学校へ配布、また町内会の掲示板へ貼りました。活動をしていると色々なご意見、ご指摘をいただきます。内外のすべての意見をそのまま受け入れるのではなく、忖度もせず、でもいろんな方が「言いやすい」存在でありたいな、と考えています。

ともあれ、無事に1年間やり続ける事が出来ました。これも支えてくださるすべての皆さまのおかげです。

今日代表自らが宣言したように、必要とされる以上これからもずっと続けてまいります‼️

どうかこれまで以上にご支援をお願い申し上げます。

2022.3.6

ランドセルプロジェクト再び!~2022年に想いがつながった~

☮️ピースのランドセルプロジェクトご報告です。

南林間の宣教師会『セルヴィ・エヴァンジェリー』へ中古のランドセルをお届けに行きました。元々このランドセルは2016年に発生した熊本地震の時に避難所で行われたテレビのインタビューで『必要なものは?』という問いかけに、被災された方が『新入生としてかったばかりのランドセルが(被災によって)なくなってしまったので子供のランドセルがほしい』と答えたところ、続々とランドセルが送られ、体育館の避難所半分を占める、1200個以上のランドセルが集まりました。当法人代表がその予期せぬ避難所生活を圧迫している状況を見るに見かねて、取引先の倉庫スペースをお借りし、熊本での必要数以外は預かって保管した、という経緯があるランドセルです。

モノがひたすら集まる避難所のモンダイはまた別のおりに触れるとして、その後、想いのつまったランドセルはピースプロジェクトが譲り受け、必要とする子供たちがいる海外(2017年ネパール、ポカラ)へお渡しするなどして活用してきました。いくら日本製のランドセルは丈夫といってもそろそろ保管年数も経て来ているので新たな活用方法はないかと模索するなか、宣教活動をされている冒頭の会より、会で食糧支援などの活動を通してランドセル需要があります、とのお返事をいただいた次第。海外からの移住を含めて日本在住の教会員のファミリーに使っていただけるとのこと。

日本人は当たり前にランドセルを購入しますが、6年使えて丈夫で軽いリュック、と思えばコスパはいいのかもしれないけど、これ、見方を変えると入学時に結構な出費であるのも事実。地震からの想いのつまったランドセルはこの4月からまた新たな場所で活躍してくれそうです😊

今後はこちらの会のネットワーク繋がりでコロナ禍でも送れる海外への支援としてさらに活用・お届けしていく予定です。

2022.3.6

皿うどん弁当

第14回 ピース食堂、無事に終了いたしました。

年間で1番寒い開催日かもしれず、お天気も危ぶまれるなか、100食全てお渡しとなりました。今回のキックボクシング体験はTEPPEN GYMより輝くチャンピオンベルトと共に来てくれた風音選手、そしてファミリーで初回から調理のお手伝いもしていただいている内村洋次郎選手、どちらも次の試合を抱えるなか、子供たちに楽しい体験を提供していただきました!レギュラーレッスンのように楽しみにしている子供たちもいて、上手になってきました!お借りしているキッチンでレギュラー、新規のボランティアさんと仕上げたメニューは『皿うどん、牛タタキのっけ豪華ポテトサラダ、中華スープ』です。

今回はたくさんの支援品にも恵まれ、早坂様、みよちゃん様、守半海苔店様、足立区NPO支援センターを通じて数社よりご寄贈いただきました。世の中はまだまだ新型コロナウイルスの脅威があり、まん延防止策も延長となりました。足立区内も小学校が午前授業、学級閉鎖が続いているようです。別の支援団体主催の方より、『給食がなかったりすると、昼食代分が積み重なるとなかなか家計が圧迫されてくるので週末こども食堂を利用できるとありがたい』とのお話があったとのことでピース食堂を紹介いただきました。見ての通り、どなたでもお越しいただけますので、行ってもいいかどうかなんて迷わずにどうぞいらしてください!私たちも月一回、たった一食分ですが、いらした方が美味しく召し上がっていただければと願いながら楽しく作業してお待ちしていますね。

動画ここにアップしま~す。

17:29だよ!

2022.1.14

RISE YA-MANヤーマン選手                             x             ピースプロジェクト

RISEとピースプロジェクトの提携新情報 !

YA-MAN選手からご支援とご協力表明!

大晦日のRIZINで皇治選手との激闘を制したヤーマン選手から「僕もピースプロジェクトのお手伝いさせてください‼️」と嬉しいお申し出をいただきました。これからピース食堂や施設訪問等で活躍してもらえたらうれしいな、と思っていた矢先、ご本人から連絡をいただき、今回出場したRIZINのギャラを全額寄付してくれると言う嬉しいサプライズがありました。

事務局に来てくださったYA-MAN選手と今回の寄付や今後のピースプロジェクトとの協力関係について話し合う機会となりました。

一番話したのは、何故、YA-MAN選手がピースプロジェクトにギャラを全額寄付する気持ちになったのか、という原点である彼自身の『生い立ち』についてです。

〈選手になるまでの生い立ち〉
格闘ファンなら既にご存知の方もいると思いますが、彼は母子家庭育ちです。ご両親の離婚後、埼玉県富士見市で育ったYA-MAN選手は当時の仲間と『生きていくために』様々な“悪事”にも手を染めることもあり、彼自身、何度も警察のお世話になったそうです。
そんな彼に『転機』が訪れたのは高校生の時、ほかでもない母親に癌が見つかったことでした。 彼は「母親が癌で死んだら俺は一人になってしまう、母親を癌から救うためにも金を稼がないと!!」と「建築士は金が稼げるから大学の建築科に入って建築士の資格を取れ」というアドバイスを受け、進学と縁のない無名高にいながら大学に入るための猛勉強を始め、毎日15時間勉強をして、東海大学工学部建築学科に入学しました。

この時「しっかりと目標を定めて、努力すれば結果は必ずついてくる!!」ことを学んだといいます。その学びを活かして大学で成績は常に上位をキープ、在学中に【一級建築士受験資格】を取得します。

また、大学在学中始めたキックボクシングもプロとしてデビュー。
卒業を迎えるにあたり、一流の建設会社から内定をもらっていたYA-MAN選手ですが、キックボクシングへの未練を断ちがたく、最終判断を母親に相談したところ「あなたの人生なんだから“あなたがやりたいこと”をやりなさい」と言われ、キックボクサーとして生きていくことを決心。

〈キックボクサーとして〉
試合を重ねていくと、勝ったり負けたり、不調で3敗したときには「もうやめよう」とまで思ったそうです。「どうして、思うような試合が出来ないんだろう」と納得いかない自分がいる。このときもYA-MAN選手に転機(チャンス)が訪れます。2021年5月に通常のグローブではないオープンフィンガーグローブ(総合格闘技で使う小さなグローブ)を使った特別試合が開かれ、彼の相手は『殴り屋』山口侑馬選手との対戦。彼は“勝っても負けても殴りあおう”という決意をもって臨み、見事に2R KO勝利をもぎ取りました。
ここで「キックボクシングというのは倒すか倒されるかの殴り合いの正念場なんだ、ただ単に勝ちたい、負けたくない、という『気持ち』だけで試合をしても勝てない」ということに気付きました。「殴らなきゃ勝てない」この気づきを次戦の北井選手とのオープンフィンガーマッチ、大阪大会での中村寛選手との死闘、大晦日の皇治選手との激闘でも実践して勝利しています。

〈どうしてピースプロジェクトに寄付をしようとしたのか〉

以下、ヤーマン選手のメッセージ。

「僕の生い立ちは先ほど話した通りです。でもこんな僕でも『夢を持ってしっかり努力すれば必ず報われる』ということを体験してきました。
僕よりももっともっと辛い状況で育っている子どもたちが大勢いると思います。
そんな子どもたちに、未来に対する希望を見失って欲しくないんです。『君たちの未来は無限の可能性に満ちているよ』ということを伝えたいんです。

今日はギャラを寄付させていただきに来ましたが、お金を寄付することが目的ではありません。寄付はご挨拶と考えてください。僕みたいに、君たちと同じ立場にいた人間が夢を実践していることが励みになるんだったら、僕はどこにでも行きます。どんな話でもします。
ピースプロジェクトがやっていることは正に僕がやろうとしていることとシンクロしているんです。だから、ジムの会長を通じてピースプロジェクトにお願いしました。
今日もピース食堂の話を聞いて感動しました。僕もその場にいて、同じように活動して一人でも多くの子どもたちの“居場所づくり”のお手伝いをさせていただきたいと思います。
2月のピース食堂に顔を出すつもりです。是非ともよろしくお願いします。」

※撮影時のみマスクを外しています。

2022.1.14

2022年 ピース食堂始動

第13回目、2022年初のピース食堂無事終了しました。

今回は本日は『ビーフストロガノフ』、そして新春スペシャルとして京都丹波の黒豆をつけたランチボックスを102人分提供いたしました。

京都丹波在住で自ら豆を作っていらっしゃる青木様からいただいた見事な黒豆を3日前からゆっくりと水戻し、2日前にコトコト炊いて、前日にあく抜きして準備。「高級黒豆」が仕上がりました。毎回野菜をご支援いただく足立区子ども食堂支援協議会様からは九州さんのおみかんもいただき、お正月特別バージョンでの開催となりました。また、みよちゃん様、千葉の小林様、埼玉の今田様からお菓子をご寄贈いただきました。ご支援本当にありがとうございます。

そして、イベントスペースでは、スペシャルゲストとしてボクシング第5代・第7代WBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代選手が子どもたちに楽しそうにボクシングを教えてくれました。レギュラーになりつつあるキックのダイキ選手も来てくれました。

夏のピース食堂では季節風物詩、として“かき氷”を提供しましたが、今回も外で並んでもらってる時に召し上がっていただくあったかい“お汁粉”を用意しました。何杯もおかわりしてくれる人も出てくるぐらい大好評でした。

ランチボックス提供後にはピースプロジェクト創設時からメンバー・仲間として活躍してくれた小林崇志さん、小林通孝さん、金正之さん、井上桂さんが顔を出してくれ、久しぶりにお会いすることが出来てとても懐かしい想いが込み上げて来ました。

今回もすでにピース食堂レギュラーメンバーになりつつある、ご参加いただいたボランティアの皆さん、お菓子や食材を提供いただいた皆さん、その他ピース食堂、ピースプロジェクトをサポートしていただいている皆さん、たくさんの方々のご協力のもと開催することが出来ています。本当にありがとうございます。

※撮影時のみマスクを外しています。調理時、配布時ともに衛生環境に配慮した上で提供しています。