2013.5.25
第1回 スーダンを訪問した理由
これから数回にわけて2009年3月4~17日にスーダン(南スーダン)を訪問してきた報告を行います。
まず今回は、「スーダンを訪問することになった理由」をご説明します。
私たちの会社イングラムは、2002年4月に『難民を助ける会』と共同で『ピースプロジェクト』を立ち上げる契約を交わしました。
きっかけは、2001年の同時多発テロ後のアメリカによるアフガン侵攻、そして報道でクローズアップされた現地で地雷によって苦しめられている子どもたちの映像です。
「私たちに何か出来ることはないか」
と考えた結果、「ライセンス会社であるイングラムが所有しているピースマークをライセンス供与してそのロイヤリティを”正しい活動を展開しているNGO”に寄付しよう」というものでした。

さまざまな経緯を経て『難民を助ける会』にたどり着き、数回のアプローチで承認を得て契約させていただくことができました。
その後、わずかではありますが毎年ロイヤリティを寄付し続けてきました。私たちも活動にそれなりの誇りを持っていたつもりでした。
2007年4月、カンボジアを訪問する機会を得て、『難民を助ける会』の現地施設にも訪問することにしました。
その際、段ボール8箱に及ぶTシャツ、文房具、お菓子などを携えて「きっと喜んでくれるに違いない」と期待一杯で訪問しました。
でも、そこのソチェトさんという女性の所長から聞かされた言葉でちっぽけな親切の押し売りは木っ端微塵にくだかれました。
「私たちに必要なのは魚ではなく”魚を獲る方法”なんです」
最初は言っている意味がわかりませんでした。
よく聞くと、「魚は食べてしまえばそれで終わり、でも魚を獲る方法を知っていれば、明日からも勇気を持って生きていくことが出来ます」
「カンボジアという国も今は日本をはじめとする先進国からの援助で成り立っています。でもこれらの援助がなくなってしまえばこの国はどうなってしまうんでしょう」

「この施設では両親を失ってしまった子ども、地雷等で手足を失ってしまった子ども、いわば生きていく希望をなくした子どもを自立させるために活動しています。ここでは、ただ単に生活の場を与えるだけでなく、ある程度の学問を身につけたうえで、縫製技術、テレビ、ラジオ等の電気製品の修理技術、自転車等の修理技術、車椅子の製造技術等々を身につけさせ、自活できるように指導育成しています。ここで学んだ子どもたちは明日の魚を自分で獲る方法を身につけて巣立っていくのです」
この言葉を聞き、何にも知らない自分が恥ずかしくなり、同時にもっと現実を知ることの大切さ、そしてそれを伝えていくことの必要性を感じました。
“与える人間が持つおごり”、まさに気づかないで上からの目線でものを見ていました。
この経験で『支援活動とは何か、本当に現地で支援活動をされている人々から学び、それを自分たちで伝えていこう』と決意しました。
2008年に「アフガニスタンを視察したい」と要望しましたが、日本人ボランティアの拉致、殺害事件が起きてしまい、かないませんでした。
「じゃあ、最も悲惨な現場を見せてください」とお願いしたら「それでは南スーダンに行きましょう」ということになったわけです。
今は帰国して、原稿を書いていますが、1月にスーダン行きが決まった後は、「自分の身に起こることは仕方ないけれど、お世話になる皆さんに迷惑をかけられないな!」というプレッシャーと”万が一のときの覚悟”を決めるのに必死でした。
株式会社イングラム
代表取締役 加藤勉
*次回「スーダンまでの道のり-1」に続く
2012.12.24
PEACE PROJECT展 2012報告書


期間:2012年10月24日~10月28日
時間:11:00〜19:00
(最終日は17:00まで)
場所:代官山ヒルサイドフォーラム
総入場者数:2,527人
寄付金額合計:838,655円
主催:株式会社イングラム
協力:ヒルサイドテラス
協賛:株式会社 いろはism
株式会社 FIS
株式会社 小沢繁蔵商店
株式会社 京都大和
株式会社 ギャレット
株式会社 銀座伊勢由
クツワ 株式会社
株式会社 黒澤楽器店
株式会社 グレイス
サンエックス 株式会社
サントリービア&スピリッツ 株式会社
有限会社 ジェラード
株式会社 シューマート
株式会社 ズーイ
有限会社 デビルロボッツ
有限会社 トイズマッコイプロダクト
株式会社 BOB WIN
株式会社 フォーディー・アール
株式会社 フロレスタ
前田工業 株式会社
株式会社 メディコム・トイ
株式会社 MOGU
株式会社 森本本店
ヨシカワナオヒデ
株式会社 ランドウェル
株式会社 レイチェル
株式会社 ロード
特別協力:AAR Japan[難民を助ける会]
参加アーティスト・企業
(敬称略/順不同)
猿渡哲也
(漫画家)
岡本博
(トイズマッコイプロダクト)
こなつ
KAZZROCK
秋葉舞子
デビルロボッツ
沙羅マリー
アレックakaしる
SKOLOCT
大森はじめ
(東京スカパラダイスオーケストラ/WEBHEAD® DESIGN WORKS)
WEBHEAD® DESIGN WORKS
ゴッコ堂
JACK
原ぺこり
KAMAKIRI
monkey-trapper ryuku
タケヤマ・ノリヤ
TOUMART Inc.
末吉陽子
BLACK BELT JONES DC
竹内ちづる
マークナガタ
KORATERS
せり★のりか
篠塚正典
Chiro
マッドバーバリアンズ
宇都木美帆
ひなたかほり
ザリガニワークス
株式会社ランドウェル
nobuo-show
大野創太
TABOO1
スタジオクロコダイル
CASPER
ヨシカワナオヒデ
彫紅
彫倭
アトム・A・レスラー
WATARU
サンエックス
NOVOL
コミューンスタイリング研究所
金財成
丹羽夕季


