ニュース

2022.1.14

ピース食堂の早めのクリスマス

第12回目の『ピース食堂』無事に終わりました。今日のメニューは『ミートソースショートパスタ、クラムチャウダー、白菜とリンゴ入りサラダ』のセットでした。

※マスクは撮影の時のみ外しております。

多くのボランティアメンバーさんが協力してくれたおかげで時間通りに100食提供することが出来ました。お弁当配布する時に、「この前のオムライスも美味しかったです」、「いつも楽しい子ども食堂ありがとうございます」とお声かけいただきました。

キックボクシング体験では、前修斗世界チャンピオンの佐藤将光選手、キックボクシサーの吉沼大樹選手、女子格闘家の山口メイ選手に参加していただきました。みよちゃんさんと早坂さんから子どもたちへお菓子を、足立区子ども食堂支援協議会様から美味しいミカンをプレゼントしていただきました。そして少し早めのクリスマスプレゼントとして、サンエックス株式会社様、株式会社システムサービス様のご協力により、リラックマグッズ、すみっコぐらしグッズを提供させていただきました。本当にありがとうございます。

2021.11.20

第11回ピース食堂

秋晴れの11/6(土)、第11回ピース食堂、オムライス風お弁当、無事終了。緊急事態宣言が明けてから最初の子ども食堂日、近隣学区の小学校登校日と重なる状況のなかでの提供数は90食でした!「間に合った~」といつも一番に来るお子さんが今回も文字通り「駆けつけて」来てくれたり、毎回差し入れで応援して下さる通称「ご近所のお父さん」がお孫さんの分も一緒に受け取りにいらしたり、毎月楽しみにしてくださっている方々も「まだ大丈夫ですか?」と来てくださり地域密着を感じられる心地よい秋晴れの一日でした。

そして!今回からピース食堂にオフィシャルに協力提携をお申し出いただきました格闘競技団体「RISE」から https://rise-rc.com/ 女子ミニフライ級チャンピオンの寺山日葵(ひなた)選手がゲストとして「キックボクシング体験」イベントを務めてくださいました!

https://rise-rc.com/fighter/terayama_hinata

来た子供たちは「とっても優しいお姉さん」チャンピオン、日葵選手にキックの仕方を教わっていました。日葵選手の試合を見たら同じお姉さんには見えなくてびっくりしちゃうこと間違いなしでしょう。イベント交流に積極的にご参加くださる現役選手(今回は運営会社代表ファミリーもお手伝いくださいました)との体験を子供たちには純粋に楽しんでもらいながら、格闘「競技」を身近に感じてくれたら、という思いの下続けていきます。

「力」の使い方が変な方向・形にいきがちな今、大人ができる子供たちへのお手伝いの一つになれたらいいな、と感じます。最後に、今回お手伝いいただきましたボランティア総数26名、最高記録となりました。本当に毎回たくさんの方々のお手伝いに感謝しかありません。

前回からご参加いただいている文教大学の学生さんたち(前日仕込み入れて今回は5名)ゼミ活動で大学内で子ども食堂を開催すべく、色々なボランティア活動へ参加してお勉強されているとのこと、ピース食堂も引き続き協働させていただきたいな、と思います。

2021.11.20

富良野野菜イベント@南相馬市

10/16土曜日、南相馬市の男山八幡神社にやって来ました。ピースプロジェクトの支援イベントの中でも、この季節恒例の『富良野野菜イベント』の準備です。夜はこの活動をずっと支えてくれている南相馬チーム、富良野チームとの懇親会でお互いのコロナ禍での状況等の情報交換をすることができました。

当日はコロナ禍という事で、2年前のようなトランポリンやスーパーボールすくい等子供たちに遊んでもらう遊具を出すことは出来ませんでしたが、どうにか感染対策をして、喜んで帰ってもらえないかとスタッフで考えました。

 そしてお野菜を配る際にお野菜の袋についた数字くじで『リラックマ』や『すみっコぐらし』グッズが当たる懸賞式で楽しんでもらえるようにしました!昨年は参加出来なかったので2年ぶりの参加でしたが、大勢の方々に喜んでいただく事が出来て良かったです。
協力、サンエックス株式会社
受益者数:250人

2021.11.20

佐賀支援活動 

10/11-から10/14まで行った、佐賀県武雄市久津具地区での支援活動についてご報告です。

目的は二つあります。8月の九州豪雨で実はこのエリア、甚大な浸水被害に遭っている知られざる被災地です。住民の方々のご自宅がほとんど床上浸水、良い状態のお宅でも床下浸水を免れなかったエリア、でも幸いにも土砂崩れや死者が出なかったことで、逆にニュースにならなかった現状です。ピースプロジェクトは仙台で活動している仲間のネットワークから、被災地である情報を聞き、先月から炊き出し支援を行ってきました。

今回の支援の1つ目の目的は、床が剝がれたままの1階で、自宅避難をされている方々へ、160食分の夕食を提供すること。

二つ目の目的は先月支援に来た際に活動拠点づくり、ボランティア集めへの人つなぎ等大変お世話になったご自身も被災されながらも運営する幼老施設へ車いすの寄付をすることです。Facebookで「車椅子プロジェクト」として温かいご支援で1週間余りで集まった資金で購入したものを贈ります。

初日のメニューは『牛丼(筍入り)』です。器材道具・買い出し等は仙台の仲間がすべて済ませてくれていても、調理場所の設営、プロパンガスや釜のセット等初日はなにかと調理を始めるまでに時間がかかります。食数も多いため、寸胴鍋一つで完成するメニューにすることが多いです。火が入りやすい牛肉のバラを投入したところ、ほぼほぼ溶けてしまいましたが今回はたけのこを入れたので食感はそれでお楽しみいただけたでしょうか?

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佐賀炊き出し支援2日目、さば味噌弁当163食、提供。100食はおもやいボランティアセンターさんを通じて必要なご家庭へお届けいただきます。63食は活動拠点としている久津具クツク地区の各ご家庭へ宅幼老所笑びすの荒川さんと現役の区長さんとで手分けして配達します。車が無事だった方は取りに来られますが、大体のご家庭の車はつかえなくなってしまった、とのことでした。
区長さんとご一緒に配達に同行させていただくと道の途中、2年前の水害の水深記録がついた電柱を所々で見かけます。場所によって土地の高低差はありますが、120㎝~180㎝まで水が来た2年前の水位記録。今回はこれよりもさらに20㎝以上高かったとのこと。。。文字通り想像を超えた水深だったとわかります。。
各ご家庭へ伺うとその想像は現実となって目の当たりにせざるを得ないものでした。床上浸水の爪痕は生々しく残っており、畳も床板もはがして梁が見えたままの状態であったり、壁紙には水が上がった位置がくっきりわかる跡となって残っているご家庭がほとんどなのです。私の腰の位置以上なので、電化製品は完全に浸水で使い物にならないでしょうし、家財道具もすべて水に浸かってしまったということがわかります。
お弁当をお渡しする際に、住民の皆様、口をそろえて「本当に助かります。ありがとうございます。」とお礼をおっしゃってくださいます。以前はお渡しに同行すると東京から来た我々に住民の方にかえってお気遣いさせてしまうんじゃないかと懸念していましたが、少しでもお話することが心の負担を軽くすることもある、とわかってからはなるべく顔見せ・お話するようにしています。お弁当も誰が作ったか見えた方が少しでも食欲につながってくれるのでは、と願う部分もあります。


 やっと大工さんが入ったご家庭の住民の方と少しお話させていただくことができました。「キッチンの水道・電気はつかえるけど床が不安定だしそこで調理をする気持ちにはならないのよ。電気があるからなんとか炊飯器でご飯だけは炊くけど、おかずはスーパーで買って済ませることが多いので、お弁当があるとわかっている日は食事の買い出しに行かなくていいのでそれだけで一つ肩の荷が下りて助かるの。それでもうちは車がまだ無事だったからすぐ買い物に行けるからいいほうなのだけれどね。」そんな生活を2か月近く続けてこられて、しかも今日からやっと復旧作業とは。。。ここからが長いみちのり、ということを2年前の経験でご存じなだけに淡々とお話くださいました。
区長さんからは「この地区は64世帯の住民登録があって、11戸以外はすべて床上浸水、残りは床下浸水の被害です。雨が続いて浸水が始まってから消防や自衛隊のボートで避難した住民は180人のうち60人で1/3もいた。避難所の公民館では足りなくて、隣のお寺さんも避難所にさせてもらったんですよ。でも、一番つらいと思うのは、どの家も2年前の水害の時の復旧が終わったり、新築に建て直して完成した矢先に今回の水害、となってしまったことです。特に高齢の方々が多いので、本当に参っている。どうしていいかわからないんです。だからこうしてお弁当のタイミングでお渡しするときに様子を見ながら少し声をかけて回っています。」とお話しくださいました。
今回のは(同行した私が)「いろいろと思うところがあるだろうから書いてください」と代表から託されました。思うところが多すぎてうまく伝わらないかもしれませんが、ピースプロジェクトの「私にできること。」の原点に立ち返り、あと二日、心を込めてお弁当を作りたいと思った2日目でした。

佐賀県武雄市での炊き出し支援活動第2陣、3日目。
炊き出しの前に今回の支援目的の二つ目、皆さまからのご寄付で購入する事が出来た“車椅子”の寄贈イベントを実施しました。『宅幼老所笑びす』さんは子どもも老人も預かる民間施設で、保育園でも老人ホームでもないので、行政の手が届きにくいので、タイヤに空気が入らない、ぼろぼろになった車椅子を使い続けていました。
今回、温かいご寄付が集まり写真のようなリクライニング式の車椅子一台と通常の車椅子二台を購入する事が出来ました。改めて皆さまの温かいお気持ちに感謝申し上げます。
そのリクライニング式車椅子を使っておられるのは大隈クニさん、御年96歳。これまでは介助なしではご飯が食べられなかったそうですが、この車椅子のおかげで自分でお箸を持って食事する事が出来る様になったそうです。セレモニーでも、満面の笑顔で撮影に応えてくださいました。「こいがよかもん」=これがいいよ!とおっしゃってくださっているそうです。

佐賀炊き出し支援3日目、昨日に続いてグリーンコープ様食材協賛でのお弁当、久津具クツク地区63食、おもやいボランティアセンターを通じて100食、合計163食の提供となりました。今日の献立は、ちらし寿司、蓮根と山芋の肉団子、卯の花、卵焼き、ゆず大根でした😋ボランティアの方が5名も来てくださったおかげで手際よく、お弁当がどんどんでき、時間よりも早く完成!本当に地方での活動には地元のボランティアさんが欠かせませんし、おかげ様の結晶のお弁当作り、ありがたいです。お片付け後、おもやいボランティアセンターVCへ立ち寄り、ご挨拶に伺いました。地元の様々なボランティア活動の要請や炊き出しの数字、ヒト、(必要な)コト、モノ、おかねを取り纏めておられ、AARの活動仲間が地元事務所を通しながら情報交換/交流を続ける中でのピースプロジェクトの炊き出しへとつながった経緯があります。おもやいVCを通じてピースプロジェクトのボランティアに来てくださった方々も多くいらっしゃいました。困ってる方々に「できることをしていく」という点で思いは同じで、場所を提供していただいている『笑びす』の荒川さん同様、ピースプロジェクトにとってどちらも心強いパートナーでした。

10/14 佐賀支援、最終日のメニューは鰻丼です。去年の熊本豪雨の支援の際、丑の日があったこともあって提供いたしましたところ、避難所の方々が大変喜んでくださったことをきっかけに、献立に組み込むことにしています。事前に予告したことが功を奏して、提供数は200食となりました。やっぱり鰻は人気メニューですね。提供方法には少しコツがあり、鰻のふっくら感をより引き出すためにたれを別立てにして作ったところへ一度潜らせてからご飯に盛り付けます。この潜らせ調理法、毎回ボランティアさんたちが『次に家で鰻の時にやってみたい!』と話が盛り上がるほど盛り付けた鰻の見た目艶やか、ふんわりとした食感に変わります。 今回の佐賀支援活動は本日をもって一旦区切りとなりますが。復旧復興の道のりは長く続くものですので、またタイミングを考えて支援活動にあたりたいと考えています。協働してくださいましたAARジャパン佐賀支部の皆様、活動拠点場所の提供と地域の取り纏めをしてくださった@NPO法人みつわ 代表の荒川さんと関連施設のスタッフの皆様、直前の提供数の変更にも臨機応変なご対応で中日2日の食材をご提供くださいました、@グリーンコープ 藤瀬さんを始め配達に携わってくださったスタッフの皆様、ボランティアさんの募集、手配をしてくださった @おもやいボランティアセンター の皆様、そして連日お手伝いに来てくださったボランティアの皆様、本当にありがとうございました。

2021.11.20

第10回ピース食堂終了!

10/9『ピース食堂』第10弾無事に完了しました。本日のメニューは『チャーハン弁当』スペアリブ、大学いも、ワンタンスープ付き。何と今日も並んでくれた人で80食が完売となりました!!! 本当に着実に根付いて来た感触・手ごたえを感じています。

いつものように足立区子ども食堂支援協議会様から素晴らしい新鮮なお野菜を、みよちゃんさんからお菓子(うまい棒)を160本、ネットワンシステムズ様からお水を、吉成ファミリーホーム様から採れたてのさつまいも、田口様からドリンクをご提供いただきました。本当にご支援、ありがとうございます。

次回から提供数の見直しする予定です。出来る限り必要とされている方々へのご要望に応えていきたいと思います。いつものボランティアメンバーの皆さん、文教大学の学生ボランティアの皆さん、本日もご協力ありがとうございました。次回は11月6日(土曜日)『オムライス弁当』を予定しています。皆さまのご協力改めてよろしくお願いします。本日、ピースプロジェクト特製『チャーハン弁当(スペアリブ、大学いも、ワンタンスープ付き)を80食提供させていただきました。

ピース食堂は、#足立区公益活動げんき応援助成事業 のご支援をいただいております。